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EDIT DESIGN WORKS
〒770-0814
徳島県徳島市南常三島町1-2
TEL 088-626-6208

 
 
茶室のある2世帯住宅
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■2つの世帯

E邸は退職を間近に迎えられたEさんご夫妻と、家の完成後に結婚を予定している息子さん(まもなく夫妻)が同居するという形の2世帯住宅です。
一口に2世帯住宅といってもいろんなタイプがあります。完全に同居、つまり玄関、台所やお風呂などすべて一緒に使うというタイプのものから、建物は一つでも玄関から別になっていて、中は完全に分離された、二つの家が合体した状態のものもあります。

どのタイプが良いのか、それは住まい手の考え方に追う部分が大きいと思いますが、せっかく同じ屋根の下に住むわけですから、何か共有できるものは必要だと思います。

模型
E邸で考えたのは緩やかに一緒に住む形です。完全な同居でもなければ、すべてが分離されるのでもない形。
空間の仕切は最小限にとどめ、生活時間に応じて空間を使い分けることで、プライバシーを大切にしながら楽しく暮らせることを大切にしようと考えたわけで、Eさん一家の考え方にも合っていました。
■2つの茶室

E邸は趣味を楽しむために造られた家です。
その柱になるのが2つの茶室、一つは茶道のための茶室、もう一つは友達が気軽に集まることのできる喫茶室です。
茶室はお茶会ができるよう本格的なものが求められ、水屋はもちろんのこと待合いや露地等も考慮する必要がありました。
1階部分が中庭を介して2つの茶室が向かい合うような構成になったのは、喫茶室からの借景、お茶会の時の待合い(喫茶室)や露地(中庭+南側の庭)、食事のサービス(喫茶室の厨房)などを考慮したことによります。

1階平面図
■2つの居間 

E邸には2つの居間があります。
1階の喫茶室もEさんご夫妻と友達が集まる居間と考えることができるため、3つの居間があるということもできますが。

第1の居間は2階に設けました。家族全員がそろってくつろいだり、楽しんだりすることができる場です。

第2の居間は3階にあります。こちらは息子さん達が音楽や映画などの趣味を楽しむための居間です。これら2つの居間は吹き抜けを介してつながり、いつでも家族の気配が感じられるようになっています。

2階平面図
 
 
 
■3つのフロア

E邸は3階建てです。
住まいに求められた機能や敷地条件を考慮した結果、3階建てが相応しいと判断したためです。

1階には和洋二つの茶室があり、いつでもいろんな人が集まることのできる開かれたスペースです。

2階には第1の居間とEさんご夫妻の寝室、3階には第2の居間と息子さん夫妻の寝室があります。

Eさん夫妻の日常の暮らしは1階の喫茶室を中心に考え、プライベートスペースは2階に、息子さん達の日常の生活は2階を中心とし、プライベートスペースを3階に設け、上の階へ行くほどプライバシーが高くなるような空間構成になっています。

3つのフロアを結ぶためには2つの階段が必要です。
1階と2階を結ぶ階段は、メインの玄関から生活の中心となる2階へとスムーズにあがれるよう、玄関脇に設けています。
2階から3階への階段は2つの居間が一体的になるよう、2つの居間を直接結ぶ形になっています。
どちらの階段も上がるのが楽しくなるよう、手すりや段板の取付方などデザインには気をつかいました。

3階平面図

 
■4人の家族

E邸完成後、息子さんも予定通りご結婚、Eさん夫妻も退職され、4人の暮らしが始まりました。1階の喫茶室にも家具が入り、いよいよEさん達の4人の暮らしが始まったところです。現在の住まいの形は、2世帯同居で家族のが趣味を生かせることを最優先にしていますが、息子さん夫婦にやがてお子さんができるなど家族構成が変わることも考えられます。こうした変化に対しては、1階の喫茶室の利用方法を変えることや第2の居間の個室化などで対応ができるようにしています。
そうなったときでも、天井の高い2階の居間は家族が集まる家の中心であり続けるようになっています。?/p>


 
 

 
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