住宅が家族のものであることは間違いありませんが、あまりにそれに慣れ親しんでしまうと、なにごとにも無頓着になってしまいます。お客様を迎えるという適度の緊張感も、住まいを豊かにする重要なファクターなのかもしれません。照明デザイナーの石井さんは、住まいの照明は移動できるものがいいとも言われています。その時々に各所でいろんな演出ができるからです。
現代の日本人は、照明とは部屋全体を均一に明るくすることと思い込んでいるところがありますが、それは効率を第一に考える執務空間のようなところでのお話。住宅にはあてはまりません。 |