家づくりは男子一生の仕事」と言われてきました。
でもこれは、濃密で短い「一生」があり、気概ある「男子」がこの国に存在していた頃のお話。
いまは?・・・しかし今でも「我こそ日本男児、ここにあり〜」という方は、家づくりをないがしろにはしないはず(すみません、決して女性の方を軽視しているのではなく、この世の中男を立てた方が何かとうまくいくことが多いということで)、と思うんですけど、実際のはなし「家づくり」であれこれ悩むのも確かですよね。
例えばこんな人いませんか?
・家を建てたい人で
「建て売りは何か個性がないようでいやなんだよねぇ。それに、一流メーカーのものは、やはり高いと聞くし。親戚の大工さんや知り合いの工務店はあるけど、何かヤボッタそうだし、値段の交渉なんかがしにくいと思う。設計事務所に頼みたい気持ちもあるけど、設計料が高そうだし、勝手なことされるような気がして・・・」
・家を改造したい人で
「少しの改造だと思ったのに、結局あそこもここもといわれ高い見積書に驚いた友達がいたのよね。家を建ててくれた工務店とはちょっとイロイロあってナ〜んか頼みにくいし、設計事務所は相手にしてくれそうもないし・・・」
・家を修繕したい人で
「とにかく急いで工事をしてほしいんだけど誰に頼んでいいのか分からないだよな。たいした部品を取り替えもしないのに手間代だけ高く取られそうだしなぁ。小さな修繕だと儲けにもならなし、相手にしてくれないだろうなぁ・・・」
・会社や店舗を建てたい人で
「営業内容や業務形態は決まっているけど、それに合うセンスのいい建物が欲しいんだ。成績や売り上げをあげるために、本音で建物や内装のことを相談する相手も必要だよなぁ。もちろん工事費は少ないほうがいいけど、会社や店のグレードアップのためなら少々の出費はかまわないし、できれば広告宣伝やCIのことなども気軽に相談に応じてもらえるところがいいねぇ・・・」
・事務所やテナントを改造したい人で
「他とは違った個性的な内装にしたいんだけどなぁ。できるだけ安く早く改造したいんだけどなぁ。とにかく後々何かあったときに迅速丁寧に対応してくれないと困るよなぁ。ついでに営業、企画などの相談もしたいんだけど、いい人いないかなぁ・・・」
・その他の人で
「いま、諸般の事情で、ある人に設計や施工をたのんでいますけど、いい人だと思うんですけど・・・思うんですよ。でもちょっと不安、やや不満なんです。だからって、そんなこと先方にはなかなか言い出せないし、相談する相手もいないので、どうしたら・・・」
という方々、正直いって多いと思います。
さて、建築の設計者には何が求められているのでしょうか。専門的な技術、斬新なデザイン、洗練されたセンス、法律の知識、コストの管理、新製品の情報、工事業者の紹介、それとも優しさと思いやり?当然その全部?いずれにしても「一生の仕事」をお手伝いすることには違いありません。
設計者はその重責を担い、建て主はその責任を果たすわけですが、お互い「眉間にしわをよせて」ばかりいてもしかたありません。家づくりで悩むのはもうやめましょう。信頼できて何でも気軽に気持ちよく相談できる、家族や友達のような人と、お互いに“うまく”付き合うようにしましょう。
家づくりとは本来、お家繁栄、商売繁盛、たいへんめでたく喜ばしい、イベントなんですから。
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